
外部の大学院を受験したいと思っている学部1,2年生に早めに身に着けてほしい能力があります。
それは「コミュ力とメンタル」、「数学力」です。
その理由を解説します。
コミュ力の重要性
大学院試のためにはコミュ力(=コミュニケーション能力)が必要です。
これらがあることで大学院受験の勉強の効率がかなり上がるからです。
詳しく理由を解説していきます。
コミュ力
コミュ力があると勉強の理解が速くなります。
コミュ力と大学院受験って関係あるの?と大半の方は思うかもしれません。
しかし、私は大いに関係があると思っています。
勉強をするときにコミュ力があることで各科目の理解が深まるスピードが速くなるからです。
大学の授業は基本難しいので独学だと時間がかかります。
特に授業で課題が出た時に、問題を解いてみたものの解答が合っているのか分からないことが多々あります。
なんなら毎週あるんじゃないかというくらいの勢いです。
そんなときに一緒に問題を一緒に考えてくれたり議論したりできる友達がいると、一気に課題に対する理解が深まるし、その方が問題が早く解決することの方が多いです。
勉強は基本1人でした方が捗ります。
しかし、分からない問題を理解するときは、友達と話し合いながら自分の意見を伝えたり考えたりした方が理解が深まります。
アウトプットすることで自分の考えが言葉になり頭の中が整理されるのです。
院試の問題は授業の延長
当たり前かもしれませんが、大学院試の問題は学部の授業科目から出題されます。
普段の授業を理解しておくことが一番の院試勉強なんです!
授業を深く理解するためには友達と一緒に問題を考えたり議論したりすることが不可欠です。
そのためにはまず友達を作らなければいけません!
友達を作るためにはコミュ力が必要なのでぜひコミュ力を磨いてください。
院試の情報を手に入れるためにはコミュ力が必須
外部の院試の情報を取ってくるためには、人づてで情報を手に入れなければいけない場合がほとんどです。
具体的には、同じ大学で自分が行きたい大学院へ進学した人に話を聞く、行きたい大学院の研究室訪問のときに先生、学生さんに院試の情報を聞くなどです。
どの方法で情報を手に入れるにしろ、人と話してお願いしなければなりません。
そんな時に上手にお願いが出来ないと情報をもらえませんよね。
このような時のためにコミュ力は必ず必要になります。
数学力
次に数学力が院試に必要な理由についてお話します。
理系科目に数Ⅲの知識は欠かせない
学部1,2年生だと微分積分と線形代数を習っている最中ではないでしょうか。
その段階だとまだピンとこないかもしれませんが、大学で習う数学には数Ⅲの知識を使います。
特に微分積分はめちゃくちゃ使います。
理系ならどの学科でも習う大学数学で一番大切な科目に「微分方程式」と言う科目があります。
この微分方程式を使うと化学、生物、電気、機械などあらゆる分野の現象を式で表すことができます。
そのくらいどの分野でも重要な科目なのです。
この微分方程式をマスターするためには微分積分の知識が必要です。
だから数Ⅲの知識は忘れないようにしておいてください。
数学力を落とさないために
数学力(特に数Ⅲ)を落とさないためには復習が必要です。
とは言っても定期的に復習なんてよっぽどのことがない限り自発的にやらないと思います。
もし私が今学部1,2年生だったとしてもやらないですね(笑)
そこで塾講師、家庭教師をして数Ⅲの復習をしなければいけない状況を作るのをオススメします!
塾講師、家庭教師は予習復習が面倒で給料の割に合わないなんてよく言われますが、その予習復習が自分の勉強になっていればどうでしょう?
お金がもらえて数学の復習ができる、一石二鳥ですね!
塾講師、家庭教師をおすすめする理由がもう一つあります。
それは経験が長くなるほど楽になる仕事だからです。
塾講師、家庭教師を始めたばかりの頃は予習復習をしなければうまく授業が出来ないと思います。
しかし、授業回数を重ねていくと知識や授業の仕方のノウハウが分かるので予習復習をしなくても十分授業が出来るようになるのです。
その場合は楽に仕事ができるのでおすすめです!
まとめ
院試に備えてコミュ力を磨いてくのと数学力を維持することを忘れないようにしてください。
数学力を維持するためには塾講師や家庭教師がおすすめです。