仮定法の判別の仕方って? 前編

こんにちは、ウィズです。ここ数日暑すぎて溶けそうですw

今回は仮定法をやっていこうかなと思います。

 


 

目次

  1. 仮定法の目印
  2. 仮定法のイメージ
  3. 仮定法過去・仮定法過去完了・ミックス
  4. 仮定法未来(※追記)
  5. まとめ&仮定法の目印を知っておく意味

1. 仮定法の目印

まずは、下の文章を日本語に直してみてください。

 

Q. Without your help , I couldn't pass the exam.

 

 

 

正解は、

A,  あなたの助けがなければ、私は試験に合格できないだろう。

となります。

けれども、中は下のような解答をした人がいるのではないでしょうか?

A, あなたの助けなしには、私は試験に合格できなかった。  ×

そうです、時制が過去形にして答えてしまった人はいると思うんです。

恐らく原因は、「without」が仮定法の時に使うことを知らなかったからでしょう。

 

仮定法は基本 If ~ のように、If から始まります。しかし、この例題のように、Ifを使わない仮定法もあるんです。

そしたら、Ifを使わない仮定法は、「Without」などのすべてのパターンを覚えるしかないの? と思うかもしれませんが、

安心してください、それらを覚えていなくても仮定法と判断できる方法があるんです。

くっそ暑い中この記事を読んでくれたあなたには、この方法だけは持ち帰っていただきたい。

それは・・・

 

「助動詞の過去形」を見たら仮定法

を真っ先に疑うこと です。

助動詞の過去形、つまりcould,would,might ですね。

ただ、極まれにshouldを使うときもあります。

 

みなさん、could,would,mightを見ると、普通真っ先に助動詞の過去形を疑うと思います。

実は、そこが仮定法が苦手になる理由なんです。僕は、高校英語をメインで勉強してきました。

そのときの体感として、could,would,might は、助動詞の過去形として使うより、仮定法の目印として使う方が多いです。

感覚では 助動詞の過去形:仮定法の目印 = 2:8 くらいです。

それなのに、始めに助動詞の過去形かな?と疑うからややこしくなるんです。

テスト前に、先生に「ここテストに出るよー」 って言われているのに、何も言われていないところから勉強するのは効率が悪いですよね?

そういうことです(笑)

 

だから、

助動詞の過去形 = 仮定法の目印 

と、真っ先に疑う癖をつけてください。

 

2. 仮定法のイメージ

あなたは仮定法のイメージを考えたことがありますか?

仮定法には主なイメージが2つあります。

 

1つめは、仮定法は 空想上の話をしている

というイメージを持っています。だから、仮定法は、あり得ないことを言うときに使うというよりは、空想上でものを言うときに使います

そのかわり、「空想でものを言っていますよ~」と文字で表現するために、時制を1つずらすんです。

 

2つ目に、仮定法はキモチを表します。

仮定法を英語にすると、subjective mood =主観的な気持ち と言うんです。

moodは雰囲気ではなく気分という意味です。英単語の勉強にもなりましたね。笑

 

例えば、中学校の教科書では必ずでてくるであろうこの表現

 Will you open the window? 「マド開けてくれる?」

を丁寧にすると

Would you open the window? 「(もし)よろしければ,マド開けてくれませんか?」

となります。

 

恐らくほとんどの方は 「Will(Can)→Would(Could) にすると丁寧になる。」

と覚えさせられたと思います。・・・勘のいい方はもう気づいたかもしれません。

Would(Could)が丁寧な表現になるのは仮定法だからなんです!

 

だから、この表現

Would you open the window?

を、仮定法盛り盛りにして日本語に直すと、

「今あなたが窓を開けてくれたらうれしいなあ、なんて想像しているんですけど、どうですか?」

 

という感じになります。日本語だとこんな感じでお願いされたら正直くどいし気持ち悪いですよね(笑)

けれども、英語ではこれがとても丁寧な表現として受け入れられているんです。文化の違いが垣間見えます。(笑)

こういうところが英語の面白いところかなと私は思います。

 

話がずれましたが、仮定法は

空想上の話をしている

キモチを表す

の2つのイメージを持ってください。

 

3. 仮定法過去・仮定法過去完了・ミックス

さて、ここからは実際の仮定法の使い方に入っていきます。

初めのうちは、とにかく型を覚えてください。何も見なくても言えるくらいになってください。

3.1. 仮定法過去

仮定法過去の公式

If S 過去形, S would 原形.

 

Point

・訳は現在形

・would のところは could/should/might でもOK

 

例) If I were a bird , I could fly to you.

訳:もし私が鳥なら、あなたのところへ飛んでいけるのに。

きっちり前の動詞が過去形になっていることを確認しておいてくださいね。

 

せっかくなので、仮定法のイメージをもっとつかみやすくするために、この文を深堀りしてみましょう。

まず、この文、完全に私(I)が空想で言っているのが分かっていただけるでしょうか?

実際には鳥になれるわけないのに妄想で話していますよね。

次に、気持ちについて考えてみましょう。この文で私(I)が言いたいことは、

「私(I)はあなた(you)のところへ行きたい」という気持ちなわけです。ほら、仮定法は確かに気持ちを表していますよね?

 

3.2 仮定法過去完了

仮定法過去完了の公式

If S had p.p. , S would have p.p. .

 

Point

・訳は過去形

・would のところは could/should/might でもOK

・p.p.=過去分詞(past perfect) のこと。

 

例) If I had worked harder , I could have passed the exam.

訳:もしもっと頑張っていれば、試験に合格できたのに。

 

もし、Ifがなければ過去完了のように見えますが、Ifがあるので、時制は過去となります。

紛らわしいので注意してください!

 

3.3. ミックス

前半部分が「仮定法過去完了」、後半部分が「仮定法過去」となる文を、私は勝手にミックスと呼んでおります(笑)

訳は「過去に~していたら、今頃・・・なのに。」という風になります。

 

ミックスの公式

If S had p.p. , S would 原型.

 

Point

・訳は前半は過去形後半は現在形

・・would のところは could/should/might でもOK

 

例) If I had said the word , I could love you again.

もしその言葉を言っていたら、(今)もう一度あなたを愛せるのに。

 

キメキメな例文を考えていたらすごいロマンチックな例文が出来ました(笑)

とにかく使い方を学んでほしいなと思います。

 

ちなみに、なぜミックスの公式がこのようになるかは分かりますか?

下に公式が出来る過程を載せておくので、興味がある方は読んで理解してみてください。

 

ミックスの公式が出来る過程

・仮定法過去 If S 過去形, S would 原型.

・仮定法過去完了 If S had p.p. , S would have p.p. .

→  If s had p.p., S would 原形  「もし(あのとき)~ならば, (今は)…だろうに」

 

時制に分けて、公式を3つ紹介しました。何も見ずに口に出して言えるまで覚えてください。

4. 仮定法未来(追記)

3章の内容で基本的な仮定法は抑えましたが、実はもう一つだけ仮定法の時制があるんです。

それは「仮定法未来」なんです。少し馴染みがないかもしれませんが、仮定法未来も仮定法のイメージ通りです!

仮定法未来は、すばり

「未来の妄想」

です!

そして、仮定法未来には「should」と「were to 」の2種類があります。

「未来の妄想」をするときには、should と were toを使うんだ~、くらいに思っておいてください。

これらのイメージと使い方を解説しています。


 

 

①should

shouldのイメージは

「基本あり得ない(1%くらいの可能性)」

です。

 

そして、公式は

If S should 原型, S would 原型.

 

例) If you should get up afternoon  , you wouldn't go to the party .

訳)もし、君が夕方に起きていたら、そのパーティーに行かなかっただろう。

 

となるのですが、ここで一つ注意があります。それは、カンマ以降の部分、

「S would 原形」の部分に命令形が来ることもあるということです!

下のようなパターンです。

If the work should be over , Call me later .

訳)もしその仕事が終わったら、後で私に電話してください。

 

②were to

were to ~のイメージは、

「完全に妄想」

です。

ここで、注意してほしいのがwere toは

事実かどうか(実現するかどうか)に関係なく、

「完全に妄想」の時に使うということです!

(※仮定法未来「were to」は絶対にありえないときに使う、と習った方いるかもしれませんが(特に高校生)、あれは嘘です。こちらで覚えてください)

 

5. まとめ&仮定法の合図を知っておく意味

いかがでしたでしょうか。今回は、どうしても覚えてもらわなければいけない公式が多かったので退屈だったかもしません。

こんなの覚えられないよ!って人は3章は後回しにしていただいても構わないです。

その代わり、1,2章の

「仮定法のイメージ」「仮定法の目印」

は必ず掴んでください!

仮定法のイメージはどういうものでしたか?

仮定法はキモチであり、空想のことでしたね!

そして、仮定法の目印は?

 

・・・

助動詞の過去形ですね!

 

「仮定法の目印は助動詞の過去形」

これだけは覚えてくださいね!

なぜこれだけ仮定法の目印を覚えてほしいのかというと、仮定法には

「Ifを使わない仮定法」

が存在し、これがよく狙われるからなんです!

「Ifを使わない仮定法」には具体的には、

「倒置」と「ifなし仮定法」 のことです。

 

Ifがある仮定法っていうのは言っちゃえば基本問題なんです。

一方、「Ifがない仮定法」は実践問題なのでズバリここが狙われます。

けれども、今基本的なところをかなりの量紹介したので、ここからさらにマスターするのはきついと思いますw

だから、次回に持ち越します。

まずは今回紹介した基本をしっかり抑えてくださいね!

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