特に突出した才能がない僕が旧帝国大学の大学院を外部受験をしたときの感想を5つの点からお話ししようと思います。
初めに自分のスペックと志望した大学院を答えられる範囲で書いておきます。
このくらいの才能のやつでも合格するんだなという参考になれば幸いです。
スペック
・地方国立大の工学部電気系に通う大学4年生
・大学受験の時に旧帝国大学を目指すも実力が足りず諦めた過去アリ
・センター試験の得点は総合約7割
・大学1、2年の時に英語の勉強をし、TOEIC700点強
志望大学院
旧帝国大学のどこかの電気系の学科
(ちなみにこの大学は私が大学受験の時に1番行きたかった大学です)
1 大学受験時代の自分と比べてしまう
勉強をしていて1番感じたこと、それは大学受験生時代の自分といろいろなことに対して比べてしまうことです。
勉強時間やプライベートの時間の過ごし方など様々な場面で自分と良い意味でも悪い意味でも比較するようになります。
特に私が比較をして嫌だったことが、家に帰ってYouTubeを観てしまったときに高校受験生時代に誘惑に負けてゲームをしたりYouTubeを観ていた自堕落な自分を思い出すことでした。
私は自分を甘やかし十分勉強をしなかった結果、行きたかった大学に行けなかったので、その時のことを思い出すというのはかなり精神的に辛いものがありました。
一方、当時のことを思い出すというのは辛かった反面かなり自分のモチベーションへつながりました。
自分が行きたい大学に挑戦できるのが今回がラストチャンスだという危機感を強く持つことができました。
2 モチベーションの維持が難しい
受験勉強をするにあたってモチベーションを維持するのが1番キツかったです。
高校受験と違い、ほとんどの大学生は院試1ヶ月くらいまではいつも通り遊びます。
大学にもよると思いますが地方国公立大は大体そんな感じだと思います。
そんな中、半年以上前から1人だけ勉強するのは想像以上に辛いです。
いくら院試に対する強いモチベーションがあったとしても半年以上勉強を続けていればどこかで一度モチベーションがなくなる時が来ると思うので、その時にいかに勉強を続けるかが大切だと感じました。
逆に大学受験で頑張って勉強できたのは周りも勉強していたからというのが大きかったのかなとこのとき思いました。環境の力って偉大ですね。
3 研究と院試勉強の両立がマジできつい
研究と院試勉強を並行して行うのが本当にキツかったです。
私は4年の段階で自分の学科の中ではトップクラスに忙しい研究室に入りました。
その研究室は忙しいとわかっていましたがあえてそこに決めました。
なぜこんな無茶なことをしたかというと、当時の僕は研究は院試勉強の片手間でできるやろwくらいの気持ちで考えていたからなんです。
完全にアホですね、はい。そのおかげで私は試験範囲を最後まで勉強できずに院試に挑むことになりましたw
というわけで研究と院試勉強を両立できる自信がない人は片方だけに専念した方がいいです。
特に院試は絶対受かりたい‼︎というひとは比較的ゆるめの研究室か外部の大学院受験に配慮してくれる研究室に入ることをオススメします。
4 興味のある科目を勉強するよい機会になる
ここまで失敗談多めでお話をしてきました。しかし、良いところもあります。
大学受験と比べて大学院受験の良いところは興味のない科目の勉強をしなくていいということです。これは個人的にかなりのメリットだと思っています。
理系の方ならわかると思うのですが、受験のために古文、漢文や社会の勉強をするのがおっくうだった方はたくさんいるのではないでしょうか?
それに比べると自分の興味がある分野を集中して勉強できる貴重な機会です。
是非前向きに捉えてみてください。
5 まとめ
以上大学院受験のぶっちゃけ話でした。
大学院試は大学受験より倍率が低く、出題範囲も狭いため大学受験よりは難易度は高くないです。ですのでもう一度行きたかった大学に挑戦する良い機会なのではないでしょうか?
何か院試について質問があれば是非TwitterのDMでも質問ください。