
学部のときに最低限GPAを取っておくと良い理由についてお話します。
外部の大学院を受験するときに今いる大学のGPAはほぼ関係ないです。
しかし、GPAを最低限取っておくと後々良いことがあります。
院試勉強に集中しやすい研究室を選べ、授業が院試勉強に役立つことが多いからです。
また良い成績(GPA)を取っておくと給付型の奨学金を狙える可能性があります。
これらについて詳しく解説していきます。
院試勉強に集中しやすい研究室を選べる
外部の大学院を受験する場合今いる大学の成績はほぼ関係しません。
※参考記事
しかし、研究室配属の時に大学の成績をある程度取っているかが関係してきます。
研究を全力でやりながら院試勉強もしっかりするのは不可能なので、院試勉強にまで手が回る研究室に行かなければいけません。
大体の大学は成績が良い人から研究室が選べるというルールになっています。
そのため、希望の研究室に行けるようにある程度GPAを取っておいた方がいいのです。
院試に集中できる研究室の選び方はこの記事を見てください。
学部の授業はなんだかんだ院試勉強に役立つ
学部の授業はなんだかんだ院試勉強に役立ちます。その理由は2つあります。
1つは、今いる学科と似たような外部の大学院の学科に進学するつもりの場合、今の学科の授業は大体外部の大学の授業と似ているからです。
行きたい大学の授業と今いる大学の授業の内容は全く同じではないと思うが同じ分野なのでまあ似ています。
ですので、行きたい大学の院試や研究で使う科目をシラバスなどで調べてそれらの科目を特に重点的に勉強しておくと効率よく院試勉強ができます。
2つ目は、学部の授業で数学や基礎的科目の勉強をきっちりしておくと院試勉強に役立つからです。
院試で出題される専門科目は基礎科目の知識や数学が前提となっている場合がほとんどなので、授業で勉強しておくことに越したことはないのです。
誰しも1度は経験したことがあると思うのですが、後でやろうと思って放っておいたことって大体やりませんよね?(笑)
それに逆にさぼると後で復習するのがかなり大変です。
院試直前の時期に基本的なところで躓いてしまうと精神的にきつくなりますよね。
+α 給付型の奨学金を狙える
早い段階から院試勉強をしたいけどお金がないという学生さんに朗報です!
実は良い成績を取っておくと給付型の奨学金をもらえる可能性があるのです。
大学によってもらえる奨学金の種類が異なるので自分がいる大学にそういう制度がないかぜひ調べてみてください。
バイトしなくても生活費が賄えるくらいは奨学金がもらえます。
ちなみに私は運よく給付型奨学金の対象となり、年に80万円ほどいただいていました。
給付型奨学金をもらうために必要なのが英語(TOEIC,TOEFL)のスコアと大学のGPAです。
もし今GPAはいいけど英語のスコアがあまりよくないという人は英語の勉強をすると給付型奨学金を狙えるかもしれません!
まとめ
以上の理由から最低限のGPAを取っておくと、外部の院試を受けるときになんだかんだ役立ちます。
とはいえ大学に入学直後から死ぬ気で勉強しろ!なんていうつもりないです。
自分のやりたいことがあるでしょうしね。
自分のやりたいことをしながらそれなりに勉強するくらいがおすすめです。
しかし、数学と基礎科目は授業の範囲だけでもしっかりマスターしておいてほしいです。