1年間院試と研究を両立してみて思うこと

私事ではございますがこの度無事学部を卒業することができました。

 

そこで1年間研究をして思ったことを学部4年生の視点から話します。

 

大学院生や博士からの視点とはまた違った話ができると思います。

 

ちなみに、自分は電気系の学部の実験がメインの研究室に所属していました。

 

1 研究と勉強は別物

 

研究は教科書の内容が分かっていれば後は実験をするだけだと思っていました。

 

実際に研究をやってみると研究と勉強は別物だと痛感しました。むしろ実験に関する考え方や技術の習得が予想以上に難しかったです。

 

さらに学部の授業で習った範囲だけでは知識量が圧倒的に足りないので、自分の研究に関する情報を本や論文などでたくさん入手する必要があります。

 

以上のように研究には実験をすることと自分で勉強をし研究に関する情報を入手することの両方が大切なので、時間がいくらあっても足りません。

 

特に僕が所属していた実験系の研究室では実験にかなり時間がかかるため、自分で勉強をする時間を取るのに苦労しました。

 

もうプライベートの時間を削るしかなかったですね。。

 

2 実験•測定方法の全ての手順に意味•根拠がある

 

手を動かして作業をして初めて気づいたのが全ての実験や測定の手順に意味があるということです。

 

実験をするときや作製したものに対してさまざまな測定を行う時に実験方法や測定方法があります。

 

研究を始めたばかりの頃は教員や先輩について行きその方法を見よう見真似で行っていました。

 

回数を重ねるうちに実験や測定の手順には全て理由があることに気づきました。

 

例えば1つの工程をこなせる装置が複数あった時どの装置を使うかを選ぶ際に

・その工程で要求される精度

・使う材料の特性

などの要求される条件をもとに選びます。

 

この判断は簡単そうに聞こえますが、私は1番苦手なところでした。

 

各装置の特性やその工程の意味など実験・測定に関することを一通り知っていないと判断が難しいのです。

 

間違った判断をして工程が目標通り行えないと実験や測定のやり直しになります。

 

私は目標に対して実験の条件を逆に設定してしまい1日かけた実験がやり直しになってしまったことがあります。

 

それでも個人的には、ここが研究の1番重要なところかなと思います。

 

使う装置や手法を判断する時に自分自身の実力がモロに反映されるからです。

 

よく指導教員には

 

「なんとなく言われた通り実験をして、すごい結果が出たとしてもその実験をするのはあなたじゃなくてもいいよね?」

 

「結果がすごくなくても自分で考えて手法やコンセプトを考えられる方が価値があると思う」

 

という内容のことを言われており、とても印象に残っています。

 

3 ミーティングの意味

 

私が所属している研究室では週に1回ミーティングがありました。

 

毎週ミーティングの準備が大変で始めの方は正直ミーティングとかいらないやろと思っていました。

 

けれども研究が本格化してくると、ミーティングの大切さに気づきました。ミーティングをすることで

・自分の研究について教員からアイデアをもらえる

・他の人の発表からヒントをもらえる

 

と言ったいいことがあります。

実際にミーティングは大変でしたが実力はついたなと感じています。

 

研究は3年までの勉強とは異なり実験などの実践が大切になってきます。

 

勉強をしながら実験をするというのはなかなか大変ですが4年生の1年間はガムシャラに頑張ってみてください!私も頑張ります!

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