
外部の大学院を受験したいと思っている、でもバイトもしないとお金ないしなーと思っている大学1,2年生の方にオススメのアルバイトがあります。
それは接客業と塾講師(家庭教師)です!
これらのアルバイトは大学院試を受けるために必要な能力を身に着けるのに向いています。
その能力とは「コミュニケーション能力(コミュ力)」と「数学力」です!
なぜこの2つの能力が必要かというと、
「コミュニケーション能力(コミュ力)」が付くと勉強全般の効率が上がるからであり、
「数学力」が付くと、院試の数学や専門科目の数学に取り組みやすくなるからです。
詳しいことは以下の記事に書いてあるので一度ご覧ください。
それでは職業別におすすめの理由を紹介していきます。
目次
接客業
私がここで言う接客業とは飲食店やアパレル、テレアポなど人と自分から積極的に話さなければいけない仕事のことです。
コミュ力を付けることで勉強効率があがる
「人と積極的に話す」仕事をしてほしい理由は単純で、
「人と積極的に話す」ことでコミュニケーション能力(コミュ力)が身につくからです。
コミュ力が付くと、勉強を教えあったり、一緒に問題を考えたりする友達を作ることができます。
そのような友達の存在はとても大切です。
勉強を教えあったり議論したりすることで、自分の考えを言葉にしアウトプットします。
ただ問題を書いて解くだけよりも、声に出して読むほうが記憶は定着しやすいのです。
その結果、自分一人独学で勉強をするよりも効率よく勉強することができます。
メンタルが強くなる
接客業をするとコミュ力が付くだけでなく、メンタルが強くなります。
職業柄、どうしてもクレーマーのような客を相手しなくてはなりません。
相手をするのはかなり嫌ですが、嫌いな人にも自分から話をする能力やスルースキルが鍛えられ、メンタルが強くなります。
メンタルが強くなると、自分からどんな人にも話しかけられるようになったり、ストレス耐性が付いたりと良いことがあります。
また、メンタルが強くなると院試と研究の両立をしなければいけない時期の耐性が付きます。
あの時の苦労を乗り越えられたからこのくらい大丈夫、というような気持になります(笑)
ちなみに、私はラーメン屋で働いたことがありそのときにいろいろな理不尽を経験したおかげである程度ストレス耐性が付きました(笑)
ただ、接客業は1週間の最低勤務日数が多いところが結構あるのでやりすぎには注意してください。
塾講師(家庭教師)
塾講師(家庭教師)は特におすすめです。
お金をもらいながら高校の勉強の復習が出来るからです。
たしかに、予習復習が大変&予習復習の時間を入れると時給がそんなに高くないと言われていますが、お金をもらいながら自分も勉強できるバイトなんてそうそうありません。
自分に勉強を強制させる意味でもおすすめです。
数学の先生をしよう
塾講師(家庭教師)の中でも数学を積極的に担当しましょう。
特に数Ⅲの指導をしましょう。
数Ⅲが苦手な方は大変ですが、この機会に数Ⅲの復習をするのがおすすめです。
大学数学では複素関数論、微分方程式、微分積分といった科目で嫌と言うほど数Ⅲの知識を使うので早い段階から勉強し直しておいた方がいいですね。
慣れるほど実質の時給が高くなる
私の塾講師、家庭教師の体験談から言えることは、塾講師、家庭教師は慣れるほど給料が高くなるということです。
慣れてくると授業ごとに予習復習をしなくても生徒の指導が出来るようになります。
その結果今まで予習復習+授業の時間でもらえていた時給が、授業だけでもらえるようになり実質的な時給が高くなります。
そうなると塾講師、家庭教師より時給が高いアルバイトはほぼない状態になります!
時間の融通が利きやすい
塾講師の場合塾にもよりますが、基本生徒と予定を合わせるだけでいいので、アルバイトの時間の融通が利きやすいです。
そのため院試勉強の時間を確保しやすいというメリットがあります。
同じ理由で研究室配属された後も両立しやすいです。
院試1本ではなくバイトをしてほしいという話
絶対に外部の大学院に合格したいから4年間バイトはしないんだと決心している方がもしかするといるかもしれません。
それももちろん立派な選択肢です。
ただ私個人としては院試勉強をするだけではなくアルバイトもやってほしいと思っています。
アルバイトをするとどうしても勉強との両立が大変な時期がやってきます。
その時に強制的に限られた時間の中でやらなければいけないことを終わらせる必要が出てきます。
その経験をしておくことで要領よく勉強をする能力が付きます。
言い換えるとだらだら勉強しなくなります。
この能力は将来的に役に立ちますよ。
まとめ
院試に備えて数学力を落とさないこと、コミュ力を磨くことが大切です。
そのためのアルバイトとして塾講師と接客業がおすすめです。
勉強との両立は結構大変ですが頑張ってください!