
外部の大学院の受験を考え始めるきっかけは学歴や大学への憧れから今自分がいる大学よりも偏差値が高い大学を受けたくなる気持ちだと思います。
しかし、レベルの高い大学院へ行くほど研究が大変だったり、同期のレベルについていけなくなったりするというデメリットがあります。
大学院に入学した後に後悔しないために、あらかじめ
「なぜ外部の大学院に行きたいか」を考えておくべきです。
外部の大学院に行きたいかを考えなければいけない理由と具体的に考えなければいけないことについてお話します。
外部の大学院を目指す理由を考える
外部の大学院を目指す理由を考えなければいけない理由は2つあります。
1つ目は、高いレベルで研究をすることが嫌じゃないかを外部の大学院受験までに考えておく必要があるからです。
理系の場合外部の大学院に入るということは、今より高いレベルで研究をすることを意味します。
ですので、研究が嫌いなひとは正直外部の大学院受験をおすすめしません。
研究が嫌いなのに学歴や憧れで大学院に入学してしまうと入学後の2年間が地獄です。
嫌いなことを2年間も続けるのは想像以上にきついです。
その代わり、嫌いなことでも大学院を卒業するために嫌いなことでも我慢してやり切れる自信がある人は外部の大学院を目指す価値はあると思います。
2つ目は院試勉強中のモチベーションが続かなくなる可能性があるからです。
院試勉強は大学受験よりも期間が短いとはいえ1年くらいはあるので、かならずモチベが下がるときが出てきます。
そのときに頼れるものは、その大学院へいきたいという強い動機だと思うのです。
女の子にモテたいがために筋トレを頑張れるのと同じですね(笑)
具体的に考えなければいけないこと
外部の大学院に行きたいかどうかを考えるにあたって、大学院へ行く目的をはっきりさせることが一番大切です。
人間だれしも意味を見出せないことに対してやる気は起きないからです。
大学院に行く目的として、例えば
・研究を何のためにするのか
・研究を通じて身に着けたい能力はあるのか
などを考えればいいと思います。
私の場合は、昔からいろいろなことをじっくりと考えるのが好きなので研究をしたい。
研究を通じて高いレベルで論理的に物事を考えられる能力と考えたことを論理的に伝えられる能力を身に着けたい
と考えていたので、大学院で研究をしたいと思いました。
今よりレベルの高い外部の大学院で研究をしたいと考えた理由は、自分は周囲の影響を受けやすい人間なので、それならば自分が欲しい能力を持っている人が多い大学院へ行った方がいいと考えたからです。
いずれにせよ、一度紙に書くなりしてそもそも大学院へ進学したい理由と外部の大学院でなければいけない理由を今一度時間をかけて考えてみてください。
まとめ
入学後のミスマッチを防ぐのと院試勉強のモチベーションを維持するために外部の大学院へ行く動機(理由)を考えるのはとても大切です。
そしてこの動機は院試勉強をしていく途中や新しい価値観を知っていくうちに何度もぶれていくものなので、そのたびに考え直して動機をゆるぎないものにしてほしいです。