
参考のために私の4年間の大学院試のための勉強スケジュールを公開したいと思います。
学部1、2年生で外部の大学院受験を考えている人も参考までに読んでみてください。
受験した大学院 旧帝国大学の電気系の学部(理系)
院試;8月中旬
ちなみに筆者のスペックは以下の記事に掛かれております。
凡人です。はい。だからこそ参考になるかなと思います。
1~3年前期
私は入学直後から外部の大学院受験を考えていました。
しかし、そのために大学入学直後から猛勉強していたわけではありませんでした。
学部1、2年生は大半の人が大学生らしいことをしたい時期であり、私も例に漏れずいっぱい遊んでいました。
その代わり最低限意識していたのは
・最低限のTOEICのスコアを大学3年生までに取っておく
・大学院試で使う科目は重点的に勉強する
という2つのことです。
受験後に振り返ると特にTOEICを早めに勉強していたのが良かったなと感じています。
学部3年前期まででしたことといえば本当にTOEICくらいで、後は学部の勉強をそれなりにしていたくらいです。
成績も70〜80点を普通に取るレベルだったので本当にそこそこの勉強でした。
強いていうならば数学系は院試で必ず使うので力を入れて勉強しておいたほうがいいです。
3年後期 数学の勉強開始
3年後期から本格的に院試勉強を始めました。
専門科目はまだ授業で習っていない範囲があったので数学から手をつけ始めました。
3年のうちに数学の勉強は全て終わせるのを目標に3年後期は勉強していましたが、4年の始めくらいまでもつれ込んでしまいましたw
ですので3年前期などもう少し早いうちから勉強を始めておくほうがいいと思います。
数学の勉強を進めていくと各科目の最後に過去問を解くと思いますが、その時に過去5年分くらいの過去問の答えを作っておくことを強くおすすめします。
なぜなら大学院試は大学受験の2次試験と異なり、出題される範囲が過去問と似ているので過去問の理解がとても役立つからです。
研究室訪問へ行った時に過去問の答えをもらえる場合がありますが、過去5年分全科目完璧に揃っていることはほぼないので早めに答えを作成しておくのが吉です。
4年前期
4〜6月
4〜6月は、ひたすら専門科目の勉強だけをしていました。
専門科目の勉強は範囲が広いため数学以上に時間がかかったので3ヶ月間集中する期間を設けたのは成功だったと実感しています。
専門科目(物理系)を勉強する時には式だけを追うのではなく、式がどういう現象を意味しているのか、実際の物理現象とどう対応しているのかを意識して勉強していました。
この時期は院試勉強と研究の両立をしていたのでとにかくしんどかったです。
7月
試験1ヶ月前なので長らく放置していた数学系の復習に入りました。
3年後期にしっかり数学の勉強をしていたので、復習はそれほど苦戦しませんでした。
8月
この時期は専門科目2週目と得意な科目の再復習をしました。
この時期が精神的に1番苦しかったです。
専門科目の勉強が間に合わないのが確定したので、割り切って分かる分野だけ勉強し、残りの時間は得意な分野を盤石にするための勉強をしていました。
結局本番は専門科目が全然できなかったですが、数学がそこそこできたのでそれでギリギリ合格点を越えました。
面接で専門科目の出来てなさについて指摘されるくらいには点数が悪かったですww
結果を見ると最後に専門科目の勉強を割り切ったのは良い判断だったのかなと思います。
まとめ
以上が私の大学院試のための勉強スケジュールです。
TOEIC対策を早めにしていたこと以外は行き当たりばったりで危ない橋をたくさん渡っていることがわかると思います。笑
1番の反省点は勉強を始めるのが遅すぎたことですね。
私の二の舞にならないように、今から外部の大学院受験を考えている方は早めに勉強を始めてみてください!
(ちなみに合格順位は大体ですが学科で真ん中の方の順位です。)