
この記事は研究室に3年後期または4年前期に配属される理系大学生を想定しています。
大学院試は大体8月にあります。
自分の体感上8月までは研究と院試勉強の両立は無理です。しんどすぎます。
ですので院試が終わるまでは、極力院試勉強にリソースを振って勉強するほうがいいです。
研究は院試が終わるまではある程度諦めてください。
院試勉強に集中するためには研究室選びが本当に大切です。
今回は研究室の選び方と選んではいけない研究室の見極め方を紹介します。
目次
研究室の選び方
院試勉強に集中するために、研究室を選ぶときに
・研究の忙しさ
・院試勉強を優先させてくれるか
を見てください。
研究が忙しかったら勉強時間が十分確保できないのはもちろんのこと、院試勉強を優先させてくれるかも見てください。
院試勉強を優先させてくれない研究室を選ぶと院試直前の時期がかなりきつくなります。
研究は7、8月に本格的に始まります。
しかし、その時期は院試1,2か月前であり、院試勉強の追い込みの時期です。
研究と院試勉強が本格化する時期が被ってしまうのです。
その時期が被ると死ぬほど忙しくなります。
正直勉強の方に手が回らなくなります。
私は見事に時期が被り地獄を見ました。
何度周りの人に弱音を上げたかわかりません。(笑)
私のようにならないために受験生の皆さんはそれだけは絶対に避けてください。
研究室選びで優先する順
実際問題、研究が忙しくなくてなおかつ院試勉強を優先させてくれる研究室はあまりないので、私なりの優先順位を発表します。
以下の表の順番です。
1 研究が忙しくなく院試勉強を優先してくれる
①は文句がないですね。
選べるならば①の研究室へ行きましょう。
2 研究は忙しくないが院試勉強を優先してくれない
②と③の優先順位の判断が悩ましいと思います。
私は、研究は忙しくないが院試勉強を優先してくれない研究室の方がいいと思います。
なぜなら②は院試直前の時期になったら自分で研究のペースを調節して勝手に院試勉強をすることが出来るからです。
この辺のずるさは結構大切です。
3 研究が忙しいが院試勉強を優先してくれる
③は最悪ではないがなるべく避けたい研究室です。
院試直前の時期に研究が忙しくなると嫌でも研究に時間を取られるからです。
もし③の研究室に入ってしまった場合は院試直前時期までにいかに追い込めるかが勝負ですね。
4 研究室が忙しくなおかつ院試勉強を優先してくれない
④の研究室だけはなんとしても避けてください。
院試勉強の時間が確保できずに死にます、はい。
こんなこと言っていますが、私は④の研究室に入っていました。(笑)
だから、院試直前は本当につらかったです。
1番は研究で忙しくなる研究室を選ばないこと
極力研究で忙しい研究室は選ばないでください。
そうすればなんだかんだ勉強時間は確保できます。
けれども自分のやりたい研究をしている研究室が忙しい研究室な場合があると思います。
私は、絶対に忙しい研究室を選ぶなとは言えませんが、学部4年の1年間だけで院試勉強しながらやれる研究なんてたかが知れているので忙しい研究室を選ばないことを最優先にするのがオススメです。
それよりは大学院でやりたい研究をするのがいいのではないでしょうか。
忙しい研究室の見極め方
忙しい研究室は避けたほうがいいことは伝わったと思います。
しかし、実際に研究室に入ってみないと忙しいかどうかわからないと思います。
そこで、忙しい研究室の見極め方をお教えします。
研究室見学の際にでも以下のことをそれとなく聞いてみてください。
忙しい研究室の特徴
・研究の進捗報告会(ミーティング)などで発表を頻繁に求められる
・勉強と遊びの両立をモットーとしている研究室
・先輩が「研究をしたくない人は来ない方がいい」と言っている研究室
これらは避けたほうがいいです。
ただ、あくまでも私の体験談なので100%そうだとは言い切れません。
教授に大学院受験の話をしておく
最後に一つ忘れずにしてほしいことがあります。
研究室配属前か直後のどちらかに教授に外部の大学院を受験することを伝えておいてほしいのです。
研究室は普通、今の大学の大学院へ進学する学生に研究のことや装置の使い方、事務などを学生同士で引き継ぎます。
引継ぎにはかなりの労力がかかるので、その労力を無駄にしないために早めに教授に知らせてほしいのです。
またそうすることで、教授が院試勉強に協力してくれるかもしれません。
このように自分自身にもいいことがあるので必ず教授には大学院受験のことを伝えておきましょう。
まとめ
どの研究室を選ぶかで院試勉強に集中できるかが変わってきます。
ぜひこの記事を研究室選びの参考にしてみてください。
最低限忙しい研究室を選ばないようにしてくださいね!